起業家は女性が向いている3つの理由

最近の女性起業家の傾向

私は起業家向けのスクールで講師をしている関係で、最近の女性起業家の傾向について以下にまとめてみた。

起業のハードルが日々下がってきていると言われて久しいが、最近の傾向として女性OLや主婦などにとって非常に起業しやすい環境になってきたと考える。以下がその3つの理由だ。

1.大きな夢よりも足元の課題にフォーカスしている

近年スマホやゲーム、ハイテクブームのようにいち早く新しい製品を世に出して一攫千金を狙うという夢物語を追いかける若手ハッカー起業家が多かった。彼らの傾向を見ているとその領域は儲かりそうという妄想を追い求めていてレッドオーシャンの中で四苦八苦し、本来求められていない製品を作ってしまって、結果的に全く売れないという傾向が沢山見られた。その勢いが落ち着きを見せる現在は、テクニカルフォーカスから社会課題フォーカスにシフトして来ている。そのような視点に立った場合、男性起業家の妄想癖はなかなか厳しくなっていて、比較的得意な女性の方が課題の見極めが上手だと考える。女性はこれまでの旧来の社会の中で多くの束縛を感じて来た方が多い為、自己体験として社会的課題を明確に語ることが出来る方が非常に多いと感じる。社会起業家に女性が多いのも頷ける。
地に足の着いたしっかりした課題にフォーカスすることで、これまで押し黙っていたが共感する人々がこぞってそれを指示するようになって来ている事象が多いと感じる。

2.スモールで確実な売上を目指す

上記のように課題フォーカスであることから会社の大きさよりも、自身に直面する課題を解決する方を優先する女性起業家が多い為、着実に一歩を踏み出して継続していく方向でビジネスを考える方が多い。課題が身近である為に利用者は理解しやすく利用しやすい等身大のサービスにしやすい。また、一度共感するともっとここを改善して欲しいとかフィードバックを貰えるのも女性ユーザーならではの特徴だろう。靭やかに粘り強くそれに応える女性起業家が生き残れるのではないだろうか。
更にITサービスのほとんどがフリーで使えることから一旦サービスを回してから規模化するのは容易で、不足な知識もネットで勉強することも簡単に出来るようになっている世の中だから経営視点で説得力もある。もっと言うなら頑張っている女性を支援したいという専門家は集めやすいというのも女性のメリットだろう。

3.そもそもプライドや過去の栄光にこだわらない

これまでの社会人としてのプライドを頑なに変えない頑固で頭の硬い人材が男性起業予備軍だ。私も含めてだが、これを変えるのは容易では無い。これまでサラリーマン人生で経験してきた成功体験、大企業にいたという自尊心、起業したらでっかいことしたい、金儲けしたい、などなどヨコシマなプライドを持っている輩のことだ。このような考え方を持っていると靭やかに柔軟に、時に恥を捨てた行動はほぼ出来ない。
それに対して女性起業家はプライドそもそもを持っていない方が多い。そのため考え方が非常に柔軟で結果的に課題を解決出来るならば手段を問わない。そのため起業してちょっとした失敗にもめげることは無く、とにかく忍耐強く事を進める傾向にあると、身近で応援している女性起業家達から見て感じた点だ。

女性たちよ、これまでの男性が作ってきた常識をひっくり返して新しい社会を実現し、経済を発展させる起爆剤になって欲しいと切に祈っている。

 

アフタヌーンティ起業塾